建築ノート


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はじめに

2015/10/2〜

5日間で仕上げるといっても、横着する方法をでも手を抜く方法でもありません。タイトルだけを見て、「提出の5日前に始めよう」と考えた人は卒業を1年延期した方がよいでしょう。

いずれにしても、ここに書いたことを信じて取り組んでもらえると嬉しいですが、必ず最後まで読み通してから取りかかってください。

前提


以下は、最低限の建築的常識を身につけ、敷地何を設計するか決まっていて、BIM操作がある程度できるハイエンド学生ではない皆さん(※1)が対象である。

※1:ローエンド学生さんには難しいだろう。

何を設計するかが決まっているというのは、コンセプトがだいたいできあがっているということではない(※2)。

※2:コンセプトは最後にならないと確定しないことは、他の記事で述べておいた。

何を設計するかが決まっているというのは、その建物(※3)がどのような使われ方をするかという意味合いである。でも、難しく考えなくてよい。建物の用途(学校とか美術館など)だと思えばよい。そして、機能(※4)とはちょっと違う。

※3: うまく設計したら、建物(=builiding )ではなく、建築(=architecture )として評価される可能性があるのでがんばろう。

※4: 「機能は小学校です」とか「美術館です」とか言う人は「渠\」の使い方を間違えている。