建築ノート

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必読書


「必読書」というと言い過ぎのような気がするが、以下にお薦めの本を掲載する。

率直に言って、建築家の書いたものはあまり読む必要はないと思う。言い訳がましいのも多いし、、、、。また、海外の建築家の著作を、その弟子が翻訳したものも勧めない(ル・コルビュジエの著作とか)。建築家が建築家の著作を翻訳したものも、、、、、、とか言っていたら、全て原著を読む必要が生じるので、「建築書にかぎらず、翻訳書を読んでいて意味が分からないのは、1)自分の知識や読解力が足りないケース、2)翻訳が悪いケース、それぞれが半分半分くらいである」と考えればよいと思う。

さて、建築家が書いたものとしてはヴェンチューリとチュミの著作を以下に揚げるが、どちらも良い内容だと思う。ヴェンチューリのは悪訳の代表選手とも言えるので、英語版を読んだ方がよい。チュミとメインストンは英語版を読んだので、和訳がどうであるか知らない。ミッチェルのは誤訳がある。ノーマンのは原書を読んでいないので、翻訳がどうであるか分からない。サマーソンはさすがは鈴木博之先生の訳である。それから、建築家が書いたものとしては、人間としての良心や良識が疑われる建築家が多い中、両者を持っている槇文彦の著昨群は優れていると思う。『かたちのデータファイル』は、必読書というより必携書

古い本ばかりだという印象を与えるかもしれないが、インターネットで情報が氾濫する前の時代の著作なので、情報源としてプリミティブであり、かつ、まとまりもあるので初級〜中級には最適。


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