建築ノート
建築ノート
PCを買ったらやることリスト
とりあえず起動するようになって、インターネット接続とセキュリティ関連の設定が終わったら、下記をやっておくと良いでしょう。
取得すると良いアカウント
- Google
アンドロイドのスマートフォンを持っている人は、たぶんGmailのアドレスを持っているでしょう。それのことです。
Gmailはもちろん、Googleが提供するいくつかの便利なサービスを利用できます。
- Microsoft
他のPCでWindows 8 以降を使っていた人で、ログオン時にメールアドレスを使っている人は、それのことです。
Microsoft Officeのオンライン版を使うときにも必要です。
上記は、メール、オフィス系ソフト、オンラインストレージ（※）などの総合的なサービスを無料で提供しています。個人設定するときに、かなり多くの情報を入力できるようになっていますが、当初は「必須」であるものだけを入力して、個人情報を晒しすぎないようにした方が無難です。
（※）オンラインストレージ
オンラインストレージとは、おおざっぱに言うと、インターネットのどこかに自分のデータを保存することです。
上記の Google, Microsoftのアカウントを持っていると、それぞれ Googleドライブ、OneDrive という名前のオンラインストレージを使えるようになり、ログインすれば、あらゆるPCやスマートフォンでデータを取り出すことが可能になります。こういう動きのことを「同期」と言います。たとえば、学校のPCで作ったデータをオンラインストレージに保存しておけば、自動的に同期されるので、USBメモリなどに入れて持ち帰らなくても自宅のPCでデータを取り出したり、編集したりできます。また、「共有設定」すれば複数人でデータを共有できるので、友人知人をデータのやりとりをするときにも便利です。
また、自分のPCのHDDが壊れても、オンラインストレージに保存したデータは取り戻すことが可能です。取り戻せるのはデータだけで、システムの復旧はできません。
オンラインストレージ専用のシステム
上記のOneDriveやGoogleドライブは総合的なシステムの一部ですが、オンラインストレージ専用のシステムもあります。
一定容量までは無料で使える下記のシステムがお薦めです。
- Dropbox
この世界では歴史の長いシステムです。歴史が長いということは、良く出来ていて使いやすいということです。無料では2GB使え、一定の条件を満たすたびに少しオマケをもらえるので、無料領域は下記のBoxと同じ10GB程度までになります。スマートフォン版には「カメラアップロード」という機能があって、オンにしておくとスマートフォンで写した写真や動画が自動的にDropboxに送られるので、PCに取り込む処理が不要になります。
- Box
これも老舗のシステムです。無料で10GB使えるのがメリットです。
オンライン情報管理
- OneNote
Microsoftアカウントをもっていれば使えます。使い方は簡単ですが、どうつかえるかという説明は難しいので（＝何にでも使えるので）、しばらく積極的に使ってみて、使い続けるかどうかを考えるとよいと思います。Microsofot Officeの一員なので、Word, Excel, PowerPointなどとの連携もけこうスムーズです。ワープロ的にも使えるし、簡単なプレゼンシートのようなものも作れし、手書きもできるので、認知度が高くないようですがお薦めです。多種多様なことができるので、世間一般のイメージを作りにくいソフトなのでしょう。
- Evernote
OneNoteとの違いは、Evernoteはすでにある情報をまとめることが主目的であり、そのための機能が洗練されている点だと思います。つまりEvernote自体で何かデータを作るという感じではありませんが、蓄積するだけならOneNoteより軽便だと思います。Evernoteに登録するとメールアドレスをもらえ、そのアドレスにメールを送るとEvernoteに蓄積されていきます。これがけっこう便利です。