建築ノート

マウスやキーボード

パソコンを買うと、マウスやキーボードが無料で付いてきたりします。それらがないと、パソコンに言うことを聞かせられないからです。

でも、なぜ人々は、マウスやキーボードのような拷問器具を使った入力に堪えているのでしょう？

それは、現時点では、それに代わる良い入力装置がないからだと思います。だから、嫌々であってもマウスやキーボードを認めなければなりません。せめてもの抵抗として、無料で付いてくるマウスやキーボードではなく、多少でも拷問の度合いが低いものを使うことを勧めます。

私は、最悪の時は、キーボードを打ったり、マウスをクリックするたびに、指先に激痛が走る状態になっていました。そのときに使い始めたのがトラックボール（ M570t の旧モデル）と人間工学重視のキーボード（Microsoft Natural ErgonomicKeyboard 4000）です。それらを使い始めてから症状は軽減しています。痛みと披露が軽減しただけではなく、入力効率もあがりました。すでに腱鞘炎で悩んでいる人は、試してみるといいでしょう。

トラックボールには親指でボールを転がすタイプと、人差し指や中指で転がすタイプに大別できます。因みに、現在のようなトラックパッドが普及する前のノートパソコンはトラックボールが標準でした。トラックパッドより使いやすかった気がしますが、トラックパッドの方が小型化に向いているし、たぶん耐久性が高くコストも低いので、トラックボールは姿を消しました。

それからマウスについては、ワイヤレスマウスは電池が入っていて重いので、CADやCGで要求される軽快で細かな動きが苦手であるように感じます。有線マウスの方がよいと思います。トラックボールは本体を動かさないので、どこにでも置けるワイヤレスが便利です。

以下に並べるのはお薦め製品例ですが、形状から分かるとおり、慣れるまでに多少の時間（１〜２週間）がかかるので、気持ちの余裕をもってトライしてください。最後のひとつは、腱鞘炎の痛み対策として私が愛用しているテーピング用のテープです。効果あります。