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DesignWorkshop チュートリアル(ドーマー窓)


Part 2 -- ディテール


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1. ドーマー窓の正面壁に、開口ツールで適切な大きさの穴をあけます。

2. いよいよ最終仕上げ。ドーマー窓が屋根裏にきちんとつながるように屋根スラブを加工します。これには何通りかの方法があります。

素早くはあるけれど、どちらかとういうと大ざっぱな方法は、住宅屋根を選んで、ドーマー窓の壁の内側ラインに沿って、ポリライン開口ツールで穴をあける方法です。

しかし、この方法では、屋根にあけた開口部の角度がドーマー窓をあっていません(採光のためだけならば、これで十分ですが.........)。

そこで、窓と開口のラインをもっと正確に揃える方法を見せましょう。

3. トリムツールで、住宅の屋根スラブの3カ所に平行に切れ目を入れます。切断位置は、ドーマー窓の両端の壁の内側ラインと、中央部です。

4. 以上で、屋根に帯状の部分が2つできました。この部分に適切な角度で切れ目を入れていきます(この切り取りは、軒のラインに直交し、かつ、水平な角度で、さらに屋根スラブの表面に対して適切な角度設定が必要なトリッキーな作業です)。

この作業を正しくやるために、まず、帯状の部分の一方を選択して、グループ化してください。それからドーマー窓が正面から見える立面図にビューを変えてから、トリムツールで、グループ化したオブジェクトの境界ボックスの表面に、ドーマー屋根の下面にそって切れ目をいれます。もう一方の帯状の部分にも同じ操作を行ってください。

5. ここで少し掃除をしましょう。帯状部分の切れ目を入れた下側部分の一方だけを削除してください。

それから、下側部分の残った方を選択し、再びグループ化します。トリムツールで、グループ化されたオブジェクトの表面に切れ目を入れ、ドーマー窓下部を埋めるための部分をつくります。

6. 屋根を切り取ってできたオブジェクトのうち、ドーマー窓の内側にある部分を削除してから、窓下の部分を選びましょう。頂点にスペースジャンプして、軒のラインに平行にドラッグして、窓下部分が埋まるようにサイズ変更してください。

さあ、できました。ひとつドーマー窓をつくったら、窓全体をグループ化して、必要箇所に複製すればいいですね。屋根スラブに穴をあけるのは手間取るので、グループ化するときは、窓部分だけでなく、屋根部分も一緒にグループ化しましょう。

以下の画像は、窓枠を入れた姿ですが、コテージの作成で学んだように開口部へのペースト機能によって簡単に窓枠を入れることができます。


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日本語版URL http://www.arxi.co.jp/olt/dw/tutorial_3-02-j.html
翻訳:高原健一郎(有限会社アーキテクトニクス)